パテントランドスケープ分析とサーチレポート

ビジネスおよび研究開発投資のROI（投資利益率）向上

当社が作成したパテントランドスケープサーチによる特許情報の概要と分析を提供することで、技術や業界の進化の様子を理解することが可能になります。当社のパテントランドスケープを利用することで、競合他社が出願している特許、その特許戦略、その分野における新たな機会や脅威、M&Aの可能性、技術的なホワイトスペースを特定し、それに応じてビジネスや研究開発への投資を調整することができます。

予算とニーズに合わせてカスタマイズされたパテントランドスケープ

企業、法律事務所、研究開発機関、個人発明家は、以下のような場面で当社の特許分析（Patent Analytics）を頼っています。

新しい技術・事業領域への参入を計画するとき。
今後の研究開発の方向性を決めるとき。
競合他社の戦略や現在の取り組みを知り、理解するため。
特許情報の中から潜在的な解決策を見つけ出し、研究開発を加速するため。
研究者がより良い革新を行うための方向性を示すため。
新たな管轄区域で特許ポートフォリオを拡大したい場合。
既存の特許の新しい潜在的な活用法を特定するため。
合併・買収や、雇用・チームビルディングに関する決定を行うため。
ライセンスイン・アウトの機会を決定するため。

パテントランドスケープの結果は、それぞれのニーズに合わせて異なります。

企業が当社にパテントランドスケープ調査を任される理由

当社の経験豊富なチームは、さまざまな技術分野において、多様な目的を持った多くのランドスケーププロジェクトを成功させてきました。その経験に基づいて、当社は、お客様の目的に応じた最適な範囲の最適なプロジェクトプランを作成します。
当社は、完全自動、完全手動、およびそれらのハイブリッドのランドスケープ調査を行うことができ、当社ではそれらを目的や予算に応じて使い分けています。
当社は、お客様のニーズに合わせてカスタマイズしたレポートを作成します。
当社は、特定の競争相手に焦点を当てたランドスケープを作成します。当社の調査方法は、主要な発明者や小規模買収に譲渡された隠れた特許も捕捉します。
当社は、必要に応じて非特許の技術文献も網羅します。
当社が作成する分類体系（タクソノミー）は、企業責任者（CXO）向けのマクロレベルのインサイトと、研究科発（R&D）などの実行チーム向けのより深いインサイトの両方を把握できるように設計されています。
当社は、複数のデータを基にしたインサイトを抽出します。また、関連するインサイトや異常は、報告書の提示時に確認のためにハイライトします。
当社は、ポートフォリオをカテゴライズするための自動ランキングツールを利用します。
当社は、カスタマイズされたダッシュボードを持っております。それによりランドスケープ調査の結果をより分かりやすく可視化し、社内での共同研究や、内部資料としての活用を促進します。
当社には、パーソナライズされたデータ分析ツールを開発するための社内のITチームがいます。
IPランドスケープの調査結果を市場調査やビジネス活動（製品の発売、投資、M&Aなど）と照合することで、より実践的な意思決定を行うことができます。
当社は、お客様へ定期的にアップデートを提供します。

当社のパテントランドスケープサービスを利用して、以下のようなデータに基づいたインサイトを得ることができます。

技術の動向・進化
所定の分野でイノベーションを起こしているトップ企業とその研究の焦点
所定の技術分野における発明の総量
ここ数年で構想された主な技術
この分野の研究に貢献するトップ発明家
主要組織が注目する上位の国・市場
ここ数年での新規参入やスタートアップ企業
イノベーション創出拠点またはトップの出願国
お客様の研究開発・発明の課題の解決
その他多数

Sagaciousとランドスケープ

経験

14,000時間のプロジェクトを完遂しました。

プロジェクト

300以上のプロジェクトを完遂しました。

分野

医療機器・用品、食品・飲料・たばこ、バイオテクノロジー、無線サービス、機械その他多数

経験

日本、アメリカ、ロシア、中国、台湾、カナダ、韓国、イギリス、ドイツ、ニュージーランド、インド

ランドスケープ・スタディが自分の状況に役立つと判断するには？

ランドスケープサーチで扱う最終目的に関連したいくつかの利用例をご紹介します…

1 技術の発掘

2 新規応用の発掘

3 研究開発の課題を発掘

4 技術ランドスケープ調査

5 競合他社をマーク

6 特許モニタリングを実行

7 チャンスの発掘

8 トレンドおよびホワイトスペース分析を実行

事例

Covid19関連発明の研究開発を加速化

当社は、医療機器、テストキット、ワクチン、PPEなど、さまざまな分野で活動する大小の組織と協力しました。IPランドスケープにより、無駄な労力にかかる時間を短縮し、常に正しい情報で最適な方向に進むことで、研究や製品開発を加速することができました。

特許1件あたりの研究開発費を23%削減

日本の大手家電メーカーでは、技術やビジネス、発明の重点分野をモニターするだけでなく、研究開発やIP戦略、投資の全体像を把握するために、定期的に競合他社の追跡調査を実施しました。その結果、このメーカーは、自社の特許可能な発明1件あたりの費用が、世界の同業他社よりもはるかに高いことに気づきました。研究開発と特許戦略（発明ごとのチームサイズ、特許出願戦略、地理的な範囲、特許維持戦略など）を慎重に分析した結果、このメーカーは自社の戦略を学び、カスタマイズすることができました。2年間の取り組みで、特許ファミリーあたりの投資額を約23％削減することができました。

4時間のセッションで9つの高品質な特許性のあるアイデアを創出

日本最大級の二輪車メーカーのために、さまざまな分野の発明者のためにブレイン・ストーミング・セッションを開催しました。セッションは3つのパートで構成しました。第1部では、発明者たちに45分間で与えられたテーマについてすべてのアイデアを書き出してもらいました。第2部では、3人1組のチームに分かれて、それらのアイデアを議論したり、改良したり、新しいアイデアを考え出したりしました。この2つの段階で、約23のアイデアが得られました。最後のセッションでは、すでに存在する発明品のランドスケープを見てもらい、彼らにアイデアを練り直したり、新しいアイデアを提案したりしてもらいました。3回目のセッションの後、得られたアイデアは、実装の詳細がより改善されており、アイデアはわずか13個にまで減少しました。そのうち、オフラインでのさらなる開発と新規性の評価を経て、9つのアイデアが特許化可能で実行可能であることがわかりました。

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